にちよう散歩～日帰り温泉の旅～

本日のご紹介は浅間温泉の共同浴場（外湯）の一つ、「仙気の湯」です。
訪問日は平成２２年１０月２３日になります。

場所は浅間温泉のメイン通りである「湯の町通り」沿いの左手です。尾上の湯旅館の手前になります。


こちらが外観。


浅間温泉の共同浴場（港の湯、倉下の湯）では最も一般向け（？）な銭湯かもしれません。


大きなのれんをくぐり、入浴券を自販機にて購入します。番台で入浴券を渡します。


さっそく入湯です。
湯口には飲泉用のコップがあります。
脱衣所には‘湯の花’が浮かぶと記してありますが、気になるほどではありませんし、何より温泉の証です。


【「仙気の湯」の名前と由来】（表記より抜粋）
古くは、コヤの湯、せんきの湯、また疝気の湯とも。
村の入込み湯（共同湯）として、浅間の住民に共有され、諸国誰でも無料で入湯できた。湯銭は明治から。
名前は、１８３１年天保二年に初めて文書に登場。疝気の湯。
開発年代は不明。
疝気の病に効くという由か。疝気の病は、落語「疝気の虫」をどうぞ。

元は中央分湯場の横にあったとは、知りませんでした。中央分湯場というと松の湯（源泉）さんのところですね。


小学生以下は無料です。お子さん連れで気軽にお立ち寄り下さい。


【場所】長野県松本市浅間温泉３－４－２２
【電話】0263-46-5533
【開館時間】AM６：００～PM２０：３０
【休館日】毎月第２・４水曜日　年末年始５日　その他臨時に。
【入館料】大人２５０円　子供（小学生以下）無料

【温泉の成分】
１．源泉名／浅間温泉総合溜（山田源泉、二号源泉、四号源泉、大下源泉の混合泉）から２００メートルを引き湯して供給。
２．泉質／アルカリ性単純温泉（アルカリ性低張性高温泉）
３．泉温／４９．７度
４．湧出量／３６リットル/毎分
５．知覚的試験／ほとんど無色澄明、微硫黄味、微硫化水素臭を有す
６．加水／なし
６．加温／なし
６．給湯方式／源泉掛け流し（放流式）

【交通】
浅間温泉街の「湯の町通り」を上る、「湯坂」との分岐を進み、左手に「疝気の湯」があります。
駐車場は施設前、「湯の町通り」を挟んで中へ入ったところの川沿い（川を渡る）に、２台ほどのスペースがあります。
施設隣にトイレあり。