乗鞍高原温泉 湯けむり館

彦ちゃん

2012年09月16日 09:15

今日は乗鞍高原温泉の日帰り温泉施設「湯けむり館」を紹介します。

乗鞍高原は松本市街から車で約1時間ほどの中部山岳公園内に位置する自然豊かな森林地域。源泉も豊富で地域により異なる泉質を楽しめる。県道84号線で町の中心をめざす。(右写真)観光センターは「湯けむり館」の隣にあり、高原にマッチしたチロル風な建物だ。


こちらが外観。ロッジ風の建物は高原の中のたたずまいを感じる。


玄関前には高原の草花で飾られている。ヤマホタルブクロという花が印象的であった。


それではお邪魔します。


泉質は乳白色の単純硫黄温泉。湯船は樹齢500の木曽サワラを使った桶造りの内湯に露天風呂があり、もちろん源泉掛け流しだ。ちなみに硫黄泉には「単純硫黄型」と「硫化水素型」があり、この地域の硫黄泉は「硫化水素型」になる。炭酸ガスを含有するため毛細血管や冠状動脈を拡張させる作用があり、血行促進、動脈硬化等に効き目があると言われる。空気に触れると白濁するのが特徴である。


大きな暖炉のある休憩ホールで湯上り後はゆっくりのんびり。売店があり乗鞍地ビールやソフトクリームがいただける。


【付近の散策】
乗鞍高原といったら一の瀬園地。観光センター前の一の瀬園地入り口を入り、5分程度でネイチャープラザへ到着する。高原散策の拠点だ。


その先に座望庵があり軽い食事もできる。熊の剥製がいきなり出迎えてくれたので少々驚き。


別天地ともいえる高原の風情。乗鞍の山裾には万年雪が見られる。


一ノ瀬園地の中を流れる小川では川遊びやバーベキュー、キャンプが楽しめ、ハイシーズンには多くの人々で賑わう。


【場所】長野県松本市安曇乗鞍高原
【電話】0263-93-2589
【入浴時間】AM9:30~PM9:00(受付はPM8:00まで)
【休館日】毎月第3または第4火曜日
 ※4月上旬~中旬および11月下旬~12月中旬に長期休館あり、HPで確認のこと。
【入館料】大人(中学生以上)700円 子供(3歳以上)300円
【温泉の成分】
1.源泉名/湯川温泉(自然湧出)
2.泉質/単純硫黄泉(硫化水素型)(弱酸性低張性高温泉)
3.泉温/46.4度C (気温-度C)
4.湧出量/-リットル/分
5.知覚的試験/-
6.引湯方法/湯川源泉(自然湧出)よりパイプでの引湯
7.給湯方式/男女内湯・露天とも源泉掛け流し(排出の温泉は全て再利用していません)
8.加水/水湯共加水していません
9.加温/熱交換方式にて加温しています(40度前後にて調整しています)
10.入浴剤・殺菌剤/添加していません

【交通】
松本インターからは国道158にて上高地方を目指します。途中奈川渡ダムを過ぎしばらく進んだところ前川渡の信号を左折、県道84号線を乗鞍高原へと進む。観光センター手前。施設前には大きな無料駐車場があります。上高地方面からは前川渡信号を右折できないので、その先の迂回ロータリーでUターンする。



「湯けむり館」のHPはこちら
「乗鞍観光協会」のHPはこちら
「乗鞍総合リゾートサービス」のHPはこちら

(訪問日:平成24年9月9日)

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