上諏訪温泉 宮の湯

彦ちゃん

2011年02月20日 23:03

諏訪大社上社(本宮)近くにあるのが、ここ「宮の湯」。
浴槽は2つあり、大きいほうは噴出温度62度Cの源泉を引き湯しているこちらの湯舟。外気により多少異なるが今日は44度Cくらいと思う。お湯は熱めだ。


そして、もう一つの湯船がこちら。大人が一人入れるほどの大きさで、何と自家源泉というお湯がそのまま(27度C)注ぎこまれている。こちらのお湯は硫黄の匂いがした。大きい湯舟で十分温まったところで、こちらの湯舟にドボンと浸かり、2つの湯舟を行ったり来たりとさながらサウナ的行動に微笑む。ちなみに写真に写っている板は、洗い場用の台座。


泉質は2つ掲示されていて、これは自家源泉(冷泉)のほう。宮の湯の開湯は明治時代とのことで、こちらのお湯のほうが歴史は古いそうだ。


今日は付近を散策してみたが、地区内の至る所に温泉設備があった。


お湯がザーザーと流れ出ている。手にするとお湯は温かく、硫黄の匂いがした。宮の湯の自家源泉と同じ泉質だろうか?


そして源泉設備(配湯所?)を見つけた。




設備の脇には湯神が祀ってある。


裏山の中腹から宮ノ脇地区を眺める。


「宮の湯」の泉質についてはこちらをどうぞ。

ところで、今日は諏訪まるみつ百貨店が閉店の日。最終日に「なごみの湯」には行けなかったが、また一つ地域に密着した共同浴場が消えてしまうのは本当に寂しい限りだ。

(訪問日:平成23年2月20日)

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