浅間温泉 坂本の湯

彦ちゃん

2011年11月12日 20:15

今日は浅間温泉の「坂本の湯」を紹介します。

明治18年(1885年)創業という歴史あるお宿。パンフレットからは「1575年にこの地で養種業を始め、のちに(1836年頃)、各地から養種買付けの為訪れる人々に宿・めしの便宜をはかったものと思われる。」とある。


外観は和風で、落ち着いた雰囲気。1990年にリニューアルし、翌年松本市の都市景観賞を受けている。


それでは、さっそく入湯。


浴槽は内湯のひのき風呂が1つ。泉質は良好で湯の花が湯舟を舞う。浅間で泉質を求めるのであれば、ここ「坂本の湯」はお薦めの1つ。


湯量も豊富で飲泉も可能だ。コップを口に近づけると、硫黄の匂いがツンとした。


建物が一段高台にある為、湯舟からも景色と紅葉を眺めることができる。


落ち着いた雰囲気のあるロビーでは、和風家具に腰を下ろし中庭を眺める。


【付近の散策】
「山の手使い湯」(飲泉湯)
愛くるしい赤いポストとマッチした「山の手使い湯」。コップが用意されていて、飲泉できる。第一源泉は左側の脇道を100mほど上がったところにある。


「坂本の湯」の源泉は第一号源泉で、歩いても1分と目と鼻の先だ。源泉施設を見てもどうってことないが、先に湯薬師もあり湯上り後の散策にいかがだろうか。


付近には共同浴場が点在する。第一号源泉の隣にあるこちらも共同浴場だが、残念ながら地元の方専用。


場所】長野県松本市浅間温泉3-31-30
【電話】0263-46-1097
【入浴時間】10:00~21:00(平日)/10:00~15:00(土曜日)
【休館日】-
【入館料】600円(小人300円)

【温泉の成分】
1.源泉名/第1号源泉
2.泉質/アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
3.泉温/46.5度C(気温24度)
4.湧出量/-/分
5.知覚的試験/ほとんど無色澄明、微硫黄味・微硫化水素臭を有す。
6.引湯方法/-
7.給湯方式/循環していません(掛け流し)
8.加水/していません。
9.加温/していません。
10.入浴剤・殺菌剤/していません。

【交通】
松本駅、市街からは「やまびこ道路」にて浅間温泉方面へ。浅間温泉街へ入り「山の手通り」を向かう。隣に日帰り入浴「湯々庵(とうとうあん) 枇杷の湯(びわのゆ)」がある。



坂本の湯のHPはこちら

(平成23年11月12日)

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