美ヶ原温泉 金宇館(かなうかん)
今日は美ヶ原温泉の「鄙の宿 金宇館」(ひなのやど かなうかん)を紹介します。
多くの文人墨客(ぼっかく)が訪れた文学漂う文化の宿だ。
風格のある佇(たたず)まい。開業は昭和3年とのこと。
さっそく入湯といく。美ヶ原温泉には御母家、湯の原、藤井と源泉施設が地区ごとにある。ここ金宇館は旅館の裏手にある御母家源泉が湯元になる。美ヶ原温泉の源泉は
こちら。
総タイル張りの昭和レトロな内湯。
金宇館の名物は何と言ってもこの巨大な麦飯石で造られた洞窟風呂(「鄙(ひな)の湯」)。意外と奥行きが深く、ちょっとした秘湯気分が味わえる。そのほか露天風呂があり、洞窟風呂と露天風呂は時間で男女が入替る。(15:00~23:00/6:00~10:00サイクル)
洞窟風呂のほうから内湯を眺める。
こちらは家族風呂の「山辺の湯」。家族風呂(貸切風呂)は15:00~22:00、6:00~10:00の間で、自由に利用できる。
金宇館スナップ。ちょっとした心配りと、昭和レトロが程よくマッチする。
【場所】長野県松本市里山辺131-2
【電話】0263-32-1922
【開館時間】宿泊のみ
【休館日】-
【入館料】-
【温泉の成分】
1.源泉名/御母家源泉組合第2源泉
2.泉質/アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
3.泉温/34.1度(気温25度)
4.湧出量/-
5.知覚的試験/ほとんど無色澄明、無味無臭
6.引湯方法/パイプ送湯
7.給湯方式/源泉かけ流し(放流式)循環ろ過装置利用(浴槽の汚れなどを除くため)
8.加水/していません。
9.加温/しています。(源泉温度が低いため)
10.入浴剤・殺菌剤/殺菌剤を入れてます。(塩素剤、紫外線照射)
【交通】
松本(あがたの森)方面からは通称「やまびこ道路」にて、桜橋東信号を右折し、道なりに進むところY字交差(惣社信号)を左方向へ進むこと、美ヶ原温泉へ。「金宇館」は御母家街道(文学の小径)沿いにある。
金宇館のHPは
こちら。
美ヶ原温泉旅館協同組合のHPは
こちら。
(平成23年11月)
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