松代温泉公民館(松代温泉団地共同浴場)
本日のご紹介は松代温泉の「松代温泉公民館」です。
日蓮聖人が島流しの前後2回にわたり、この湯に浴されたと言われるのがここ松代温泉(旧加賀井温泉)。
「
松代界隈の街並みと温泉」でも紹介のとおり、この地区には幾つかの名湯があります。
その1つがここ、その名も松代温泉団地の公民館内にある共同浴場です。
こちらが外観。見た目は普通の公民館ですが、この中に入浴施設があります。公民館ですので、行事や何かで入浴以外の人も当然出入りをしています。
施設には余計な物がなく、簡素ながらきちんと管理されています。扇風機は昔ながらのレトロな感じ。
そしてこちらが、何かと巷(温泉マニア)で話題の浴槽です。温泉成分(鉄分・石膏塩分が主成分のナトリウム泉)により鍾乳石のように造形(凝固)された湯舟が印象的です。パイプ(送湯管)は浴槽の中まで入っているので、湯口は湯の中になります。
歳月を繰り返した湯舟は、結果、こうなります。
洗い場はカランだけ、タイルまでもが赤茶けています。
【場所】長野県長野市松代温泉151−2
【電話】026-278-7755
【開館時間】15:00~21:00
※5月21日~10月末
【休館日】-
【入館料】大人250円
【温泉の成分】
1.源泉名/新3号泉
2.泉質/含鉄(Ⅱ)-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(中性高張性高温泉)
3.泉温/45.2度(気温-1度C)
4.湧出量/-リットル/分
5.知覚的試験/ほとんど無色透明、炭酸味・鉄味を有す。炭酸ガスの噴出を認める。
6.引湯方法/パイプ送湯(と思われる、以下同様)
7.給湯方式/源泉かけ流し
8.加水/なし
9.加温/なし
10.入浴剤・殺菌剤/入れてません。
【交通】
長野インターを降り最初の信号を左折、突き当たって右折、次の信号を左折、踏切を渡って次の信号を鋭角に左折すると松代温泉方面です。国民宿舎松代荘とは逆方向へ向かった松代温泉団地内にあります。(松代温泉団地の住宅地図が左手にありますので、その脇道を入った先にあります)
(訪問日:平成23年7月)
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