2014年05月31日

葛温泉 高瀬館再訪

葛温泉の高瀬館へ再訪。

大町駅前の「豚のさんぽ」で名物ダムカレーを食し、いざ葛(くず)温泉へ。(左写真は大町駅)


途中大町ダムへ立寄る。大町市街地や山岳景色が望める。人もまばらで静かな雰囲気。


高瀬館の手前(温宿かじか付近)の河原には自然噴出の高温泉が点在する。野天風呂マニアには知られたスポット。


高瀬館へ到着。変わらぬ情景、ロッジ風の建物。


それにしてもこの湯量は圧巻である。


内湯には‘ぬるめ’と‘あつめ’の湯船が2つあり、豊富な湯量から贅沢にもドバドバと掛け流がされている。


高瀬館の記事はコチラで。

(訪問日 2014年5月24日)  


Posted by 彦丸 at 07:28Comments(0)大北

2014年05月25日

林檎の湯屋 おぶ~ (松本市)

「たまには1010(銭湯)」シリーズ。今日の紹介は、松本市石芝の「林檎の湯屋 おぶ~」です。
「林檎の湯屋 おぶ~」は松本市の市街地、陸上自衛隊松本駐屯地近くの閑静な住宅街の中にあり、大駐車場(250台)も完備され週末には多くの人で賑わう多目的保養施設である。

こちらが外観。


岩盤温浴(松蒸洞)や手もみ処一休・韓国式アカスリ、無料フィットネスコーナーなど設備も充実。


受付を通ると食事処があり、月替りメニューや季節に合わせたメニューで湯屋のこだわり料理が楽しめる。


それでは、さっそく入湯。内湯の種類は豊富で気泡の力で血行が倍増するという「炭酸泉の湯」のほか、ぬるめの「湯もみの湯」、他にも4種類のジェットバス(爽流、泡流、健流、座楽)や清流の湯、腰かけるお湯や水風呂と9種類の湯が楽しめる。


露天風呂は、高濃度酸素泉、壺湯、北投石岩風呂、転寝湯座敷、微睡の湯、足湯と6種類ある。今季ガーデンベッドが登場しのんびり寝転んで外気浴も楽しめる。


①住所/松本市石芝3-9-44
②電話/0263-24-2602(ふろおぶ~)
③営業時間/
[湯   屋]10:00~深夜24:00 (最終入場 23:30)
[岩盤温浴] 利用時間10:30~21:30(受付時間は10:00~21:10)
[食事処] 11:00~22:00(ラストオーダー)
[手もみ処一休・韓国式アカスリ] 受付時間10:00~23:00 施術時間10:10~23:40
④定休日/不定(機械設備点検の為)
⑤駐車場/有り(250台)
⑥その他/大人(中学生以上)700円 子供(3歳以上)300円
岩盤温浴520円 岩盤温浴付入浴券1,200円




おぶ~のHPはこちら

(訪問日:2014年5月10日)   


2014年05月11日

沓掛温泉 小倉乃湯

本日は沓掛温泉(青木村)の共同浴場「小倉乃湯」を紹介します。

この時期、鯉のぼりが連なる対岸に沓掛温泉はある。


こちらが「小倉乃湯」の外観。


平安時代国司の滋野親王が眼を患い入湯したところ治ったので薬師堂を建てて温泉の守護神として崇めた時から開湯されたという。また、温泉裏山の山容が京都の小倉山に似ていることから、京都を偲ばれて「小倉乃湯」と名付けられた。(掲示より抜粋)昔の沓掛温泉は湯治客で大変賑わったようだ。昭和46年に田沢温泉とともに国民保養地温泉に指定されている。小倉乃湯の様子は青木村のHPでどうぞ。


さっそく入湯。お湯は加水なし、加温なし(冬季は一部加温)、循環なしの源泉掛け流しだ。浴槽は2つ、湯は温めでゆっくりと長湯できる。



小倉乃湯の裏手には温泉薬師堂がある。


薬師堂への風情ある階段


薬師堂からの眺め。古い町並みが伺える。


温泉は地域の生活習慣と密着し、温泉を利用した野菜などの洗い場が共同浴場の横にある。


【場所】長野県上田市小県郡青木村沓掛温泉
【電話】0268-49-1126
【開館時間】9時~21時(9/1~5/末)
 7時~21時(6/1~8/末)
【休館日】毎週火曜日
 ※祝祭日は営業、翌日休業
【入館料】大人(中学生以上)200円 小人(4歳~小学生)100円
【温泉の成分】
1.源泉名/沓掛温泉3号泉
2.泉質/単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
 ※アルカリ性単純硫黄温泉
3.泉温/39.5度(気温-度)
4.湧出量/-リットル/分
5.知覚的試験/-
6.引湯方法/-
7.給湯方式/源泉掛け流し
8.加水/無し
9.加温/無し(冬期は一部加温)
10.入浴剤・殺菌剤/無し

【交通】
長野道麻績インターより県道12号線(丸子信州新線)にて青木村方面へ(約30分)。上田方面からは国道143号線を利用する。




青木村のHPはこちら

(訪問日 2014年5月5日)   


Posted by 彦丸 at 10:57Comments(0)東信濃

2014年05月10日

田沢温泉 富士屋ホテル

本日は田沢温泉(青木村)の富士屋ホテルを紹介します。国民宿舎富士と富士屋ユースホテルを併設する。

こちらが外観。


建物内は明るい雰囲気で、ロッジ風なたたずまい。


さっそく入湯。


内湯は「青磁の湯」と呼ばれ2号源泉からの引湯。タイル貼りの湯船に掛け流されたお湯がオーバーフローしている。奥には気泡の出ている浴槽があり大きな湯船と繋がっている。


露天風呂は「仙人(やまど)の湯」と呼ばれ1号源泉からの引湯。里山風景の眺めがなかなかよい。


寝湯がありついつい長湯をしてしまう。


昭和レトロを感じさせるちょっとおしゃれな大食堂、ピンポン室も備える。(映画「卓球温泉」は田沢温泉(ますや旅館)が撮影地)


【場所】長野県上田市小県郡青木村田沢温泉
【電話】0268-49-3115
【開館時間】15:00~21:00
【休館日】-
【入館料】大人500円
【温泉の成分】
1.源泉名/田沢温泉2号泉と3号泉の混合泉
2.泉質/単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
 ※アルカリ性単純硫黄温泉
3.泉温/有乳湯(内風呂)39.8度/露天風呂(仙人湯)34.9度
4.湧出量/-リットル/分
5.知覚的試験/ほとんど無色透明、強硫黄味・微硫化水素臭を有する
6.引湯方法/パイプ送湯
7.給湯方式/源泉掛け流し(放流式)
8.加水/無し
9.加温/有り(入浴に適した温度に保つため)
10.入浴剤・殺菌剤/有乳湯(内風呂)無し/露天風呂(仙人湯)塩素系薬剤(衛生管理のため)

【交通】
長野道麻績インターより県道12号線(丸子信州新線)にて青木村方面へ(約30分)。上田方面からは国道143号線を利用する。




青木村のHPはこちら
富士屋ホテルのHPはこちら

(訪問日 2014年5月5日)   


Posted by 彦丸 at 00:14Comments(0)東信濃

2014年05月08日

田沢温泉 有乳湯(うちゆ)

今日のご紹介は、田沢温泉(青木村)にある共同浴場「有乳湯(うちゆ)」です。

こちらが外観。唐破風の立派な建物。


階段を下りると展示室があり、「有乳湯」の昔の様子が伺える。


「有乳湯」紹介の掲示板。田沢温泉のお湯は‘有乳湯’と呼ばれ、「子宝の湯」として有名で‘乳の少ない婦人は27日、子の無い婦人は37日’で効能が表れると言われている。近くに子安地蔵尊がある。


そして、この湯の特徴は何と言っても‘泡付き’である。湯船に浸かったとたん、体中に気泡が付くのだ。お湯はぬるめでゆっくりと長湯を楽しめる。浴槽の様子は青木村のHPでどうぞ。

建物横には足湯がある。昔ながらのポストも健在。


ちなみに、「有乳湯」の前には「たまりや旅館」があったが今はその面影もなく、当時の浴室だけがポツンと残る。


【場所】長野県上田市小県郡青木村田沢温泉
【電話】0268-49-0052
【開館時間】6:00~21:30
【休館日】年中無休
【入館料】大人200円(中学生以上):小人(4歳~小学生)100円
【温泉の成分】
1.源泉名/田沢温泉2号泉と3号泉の混合泉
2.泉質/単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
 ※アルカリ性単純硫黄温泉
3.泉温/40.0度(気温8度)
4.湧出量/283リットル/分
5.知覚的試験/ほとんど無色透明、強硫黄味・微硫化水素臭を有する
6.引湯方法/パイプ送湯
7.給湯方式/貯水槽を設置して利用(源泉掛け流し)
8.加水/加水はしていません
9.加温/加温をしていません
10.入浴剤・殺菌剤/入れてません

【交通】
長野道麻績インターより県道12号線(丸子信州新線)にて青木村方面へ(約30分)。上田方面からは国道143号線を利用する。施設裏手に駐車場、田沢温泉入り口にも公共の無料駐車場あり。



有乳湯(青木村)のHPはこちら

(訪問日 2014年5月5日)   


Posted by 彦丸 at 18:54Comments(0)東信濃

2014年05月06日

田沢温泉 ますや旅館

本日は田沢温泉(青木村)の老舗旅館「ますや旅館」を紹介します。

白壁の土蔵と明治初期建築の木造三階建て四棟からなる歴史ある宿(登録有形文化財指定)。島崎藤村ゆかりの宿としても知られ、明治32年8月に当館に逗留し、「千曲川のスケッチ」の一節「山の温泉」を着想した。尚、藤村が滞在した部屋は現存し今も利用できる。

田沢温泉は湯川沿いにあり、石畳の通りや格子の建物、白壁の土蔵など情緒ある町並みを楽しめる。無料の公営駐車場があり散策には便利だ。


田沢温泉のお湯は‘有乳湯’と呼ばれ、「子宝の湯」として有名で‘乳の少ない婦人は27日、子の無い婦人は37日’で効能が表れると言われている。近くに子安地蔵尊がある。

こちらが「ますや旅館」の外観。


館内の様子。骨董品屋にでも来たような感じ。芸能人のサインがおもむろに並べてあった。




荘厳なたたずまい。浴場へたどり着くにも結構な距離で、歩く廊下がミシミシと歴史の音をたてる。


建物に圧倒されながらも、目的は何と言っても温泉である。さてさて、ここはどんなお風呂か楽しみ。


浴室は至って近代的にリニューアルされていた。


タイル貼りの内湯、カランはシャワー付き。源泉掛け流しのお湯は無色透明で硫黄の匂いが微かに漂う。お湯は比較的温めなのでゆっくりと時間をかけて入ることができる。


竹林に囲まれた露天風呂は石積み風で、鳥のさえずりが聞こえる。


最後にもう1つの話題がコレ。松坂慶子主演のコメディ映画「卓球温泉」。(1998年公開)撮影地はここ「ますや旅館」とある。


その卓球場がここ。ピンポン室というのがいい。



【場所】長野県上田市小県郡青木村田沢温泉
【電話】0268-49-2001
【開館時間】-
【休館日】-
【入館料】大人500円
【温泉の成分】
1.源泉名/田沢温泉2号泉と3号泉の混合泉
2.泉質/単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
 ※アルカリ性単純硫黄温泉
3.泉温/40.0度(気温8度)
4.湧出量/-リットル/分
5.知覚的試験/ほとんど無色透明、強硫黄味・微硫化水素臭を有する
6.引湯方法/パイプ送湯
7.給湯方式/源泉掛け流し(放流式)
8.加水/加水はしていません
9.加温/加温をしています(5月~11月)
10.入浴剤・殺菌剤/入れてません(湯量が豊富で湯の入替えが容易なため)

【交通】
長野道麻績インターより県道12号線(丸子信州新線)にて青木村方面へ(約30分)。上田方面からは国道143号線を利用する。



青木村のHPはこちら
ますや旅館のHPはこちら

(訪問日 2014年5月5日)   


Posted by 彦丸 at 10:51Comments(2)東信濃