2011年01月31日

高瀬分譲地温泉(大町市) 駒止の湯

今日の紹介は高瀬分譲地温泉の「駒止の湯」です。
かつては「静山荘」という料亭旅館であったが、現在は「駒止の湯」として、日帰り入浴のみが可能である。場所は別荘地(高瀬ハイランド)内にある。

こちらが外観。建物は築300余年の豪農屋敷を移築したということである。


入り口はこちらだ。雪囲いがうれしい。


ここを通って玄関へ向かう。


玄関で靴を脱ぎ、さらに通路を通って建物(受付)へと入る。


こちらが脱衣所、ドライヤー(2個)は無料。


さっそく入湯。窓越しに長方形の湯舟が印象的。


カラン(シャワー付)は5ヶ所で、リンスインシャンプーとボディソープが用意されている。


湯口は変哲もない形だが、湯量と泉質は確かのようだ。


雪景色が目の前に広がり、心安らぐひとときであることは間違いない。


明るい日差しが湯舟に差し込む。春は間近か。。。


ロビーに「駒止の湯」の命名(由来)が掲示されていた。




【付近の散策】
大町エネルギー博物館
「館内外には水車や発電機などの実物のほか、太陽光発電などの新エネルギー関係や、リニアモーターカー模型など電磁気に関する基礎的な学習ができる展示があります。」(HPより一部抜粋)
尚、12月~3月は冬季休館中。


エネルギー博物館のHPはこちら
ブログはこちら

【場所】長野県大町市平高瀬入2112-108
【電話】0261-22-1227
【営業時間】8:00~20:00
【休館日】木曜日、そのほか(要確認)
【入館料】大人400円 小人250円((4才以上~小学生まで)

【温泉の成分】
1.源泉名/高瀬の湯源泉
2.泉質/単純硫黄温泉(弱アルカリ性低調性高温泉)
3.泉温/84.0度C(気温-度)
4.湧出量/-/分
5.知覚的試験/-
6.引湯方法/-
7.給湯方式/源泉かけ流し
8.加水/なし
9.加温/なし
10.入浴剤・殺菌剤/なし

【交通】
大町エネルギー博物館を目指す。駒止の湯はエネルギー博物館の駐車場向かい側。大町市街からは国道147号線(松本方面より)の「一中東」信号を左折、道なりに進むと大町エネルギー博物館がある。無料駐車場有り。



(訪問日:平成23年1月28日)  


Posted by 彦丸 at 01:09Comments(0)大北

2011年01月30日

大町温泉郷 上原の湯(わっぱら)

今日の紹介は大町温泉郷にある公共浴場「大町市コミュニティセンター 上原の湯」です。「上原」と書いて「わっぱら」と呼びます。

こちらが外観。この時期は大きな氷柱(つらら)が出来る。軒下には注意して歩きましょう。face01


旧市民浴場を平成17年6月にリニューアルした新しい施設で、45畳の無料休憩室もあり、市民に親しまれている温泉施設です。


受付に入るとラウンジがあり、無料のお茶サービス(セルフ)もある。写真奥が無料休憩室。陶芸の展示も和む。


それではさっそく入湯。


脱衣所は床暖が完備、この時期には有り難い設備だ。


浴槽は内湯が1つ、寝湯が可能な浅めの部分がある。半身浴でご近所同士の話も弾むようだ。


湯口からは豊富な源泉が流れ出る。


カラン(シャワー付)は10ヶ所、リンスインシャンプー、ボディソープも用意されており、常に清潔に管理されている。


浴室からの眺め。外は雪景色だ。


45畳の無料休憩所。風呂上りにのんびりできる。地元のおばさん達が漬物を持ち寄ってくつろいでいた。


休憩所からの雪景色。


【付近の散策】
1)西正院大婆堂(せいしょういんおおばどう)
「天正12年(1584)12月、富山城主であった戦国武将佐々成政が、後立山連峰を越えてはるばる浜松の徳川家康を訪ねた時、旅の安全を願って立山芦峅寺(あしくらじ)から運んできたと伝えられる大婆尊像がまつられています。」(大町歴史探訪より一部抜粋)


2)上原遺跡
縄文前期の遺跡。配石跡と竪穴などの遺構が発見され、ストーンサークルが見られる。


3)高瀬川テプコ館
東京電力のPR館。電気の知識を遊びながら学べる。入場は無料。

HPはこちら

【場所】長野県大町市平上原1955番地446
【電話】0261-22-2759
【営業時間】夏期:9:00~20:00(19:30受付終了)
【休館日】毎週火曜日(祝祭日営業)、年末年始
【入館料】一般400円(高校生~64才) 250円(65才以上・小中学生・身体障害者)
有料休憩室(八畳3部屋、17:00まで)要予約400円(1時間+冬期暖房代)

【温泉の成分】
1.源泉名/新第2源泉、平成の湯、元湯1号、高瀬の湯 の混合泉
 ※分湯施設 分湯槽(大町市大字平2010-6)
2.泉質/単純温泉(低調性中性高温泉)
3.泉温/74.2度C(気温27.5度)
4.湧出量/-/分
5.知覚的試験/ほとんど無色・澄明、微弱な硫化水素臭を有する。
6.引湯方法/パイプ送湯
7.給湯方式/貯水槽を設置して利用(かけ流し)
8.加水/源泉温度が高いため、加水しています。
9.加温/該当なし
10.入浴剤・殺菌剤/衛生管理のため塩素系薬剤を使用しています。

【交通】
松本方面からは大町温泉郷を目指す。大町温泉郷前を通り過ぎ、しばらく進んだところを左折、看板あり。(写真下左)
もしくは、国道147号線大町市街の「一中東」信号を左折、しばらく進むこと「高瀬入」信号を右折、道なりに進む。(写真下右)無料駐車場完備。




大町市のHPはこちら
大町観光協会のHPはこちら
まるごとおおまちのHPはこちら

(訪問日:平成23年1月28日)
  


Posted by 彦丸 at 22:50Comments(0)大北

2011年01月29日

大町温泉郷 薬師の湯

今日の紹介は大町温泉郷にある日帰り入浴施設「薬師の湯」です。

こちらが外観。


施設は旧館(内湯、露天風呂)、新館(内湯、露天風呂)、食堂、ラウンジ、大広間、貸切和室部屋(5部屋)と充実している。


新館は「くつろぎの館」。大きな内湯が1つと、ぬるま湯(源泉の低温泉)、露天風呂が2つ(1つは冬期閉鎖)、サウナがある。(写真は内湯)


露天風呂には東屋が設けられている。夕日を眺めながらの露天は格別。


露天風呂の湯量は豊富だ。東屋は新館と繋がっている。(写真右下)


新館浴室前のラウンジ(ラウンジB)


玄関受付ロビーから左右に旧、新館へと分かれる。


旧館は「体験風呂の館」。


食塩泉、重曹泉、硫黄泉、単純泉がそれぞれ小さな浴槽に分かれている。そのほか露天風呂もあるが冬期は閉鎖される。各湯の温度の若干異なった。


広いラウンジには温泉博物館(温泉資料展示)がある。


展示資料がラウンジ(ラウンジA)を囲んでいる。温泉の色に染まったタオルが並んでいる。


そのほかの施設として、食堂(セルフコーナー)、大広間(90畳)(写真下左)、貸切和室部屋(8畳、10畳)(写真下右)がある。


【場所】長野県大町市大町温泉郷
【電話】0261-23-2834
【営業時間】夏期:6:00~21:00/冬期:8:00~21:00(最終入館20:30)
【休館日】年中無休
【入館料】大人600円 小人300円(小学生) 3歳以上の未就学児100円 幼児(3歳以下)無料
貸切和室部屋(八畳・十畳)一室3000円

※未就学児は無料
※アルプス温泉博物館の入館料込み
※割引制度有り(ホームページで割引クーポンを印刷、他)
※夏期:4月25日~10月31日
※冬期:11月1日~4月24日
※貸切和室部屋は8:00~16:30(要予約)

【温泉の成分(新館)】
1.源泉名/新第2源泉、平成の湯、元湯1号、高瀬の湯 との混合泉
2.泉質/単純温泉(弱アルカリ性低調性高温泉)
3.泉温/66.3度C(気温-度)
4.湧出量/-/分
5.知覚的試験/ほとんど無色澄明、無味無臭。
6.引湯方法/パイプ送湯
7.給湯方式/循環ろ過装置利用(浴槽の汚れなどを除くため)
8.加水/加水はしていません。
9.加温/加温をしています。(気温の低い期間のみ一部浴槽で加温)
10.入浴剤・殺菌剤/殺菌剤を入れています。(塩素系殺菌剤)

【温泉の成分(新館 ぬるま湯)】
1.源泉名/大町温泉郷 平成1号源泉
2.泉質/アルカリ性単純温泉(アルカリ性低調性低温泉)
3.泉温/37.5度C(気温16度)
4.湧出量/66.2L/分
5.知覚的試験/ほとんど無色澄明、微硫黄味、微硫化水素臭を有す。
6.引湯方法/パイプ送湯
7.給湯方式/源泉かけ流し(放流式)
8.加水/加水はしていません。
9.加温/加温はしていません。
10.入浴剤・殺菌剤/殺菌剤を入れています。(塩素系殺菌剤)

【温泉の成分(旧館)】
1.源泉名/新第2源泉、平成の湯、元湯1号、高瀬の湯 との混合泉
2.泉質/単純温泉(弱アルカリ性低調性中性高温泉)
3.泉温/66.3度C(気温-度)
4.湧出量/-/分
5.知覚的試験/ほとんど無色澄明、無味無臭。
6.引湯方法/パイプ送湯
7.給湯方式/貯水槽を設置して利用。(源泉掛け流し)
8.加水/加水をしています。(源泉温度が高いため)
9.加温/加温はしていません。
10.入浴剤・殺菌剤/入浴剤を入れています。(食塩・重曹・610ハップ) 殺菌剤を入れています。(塩素系殺菌剤)

【交通】
国道147号線、「俵町一」信号を左折、そのまま道なりに大町温泉郷へ向かう。大町温泉郷の温泉街へ入ったところ一番手前(左側)の建物。無料駐車場100台完備。



薬師の湯のHPはこちら

(訪問日:平成23年1月28日)  


Posted by 彦丸 at 23:53Comments(0)大北

2011年01月29日

崖の湯温泉 山上旅館(やまじょう)

今日の紹介は崖の湯温泉「山上旅館」(やまじょう)です。

【崖の湯温泉】
崖の湯温泉は松本市の南端、高ボッチ高原の中腹、標高1,000mに位置する閑静な温泉だ。
「明治7年、百瀬彦太郎がこの地を湯治湯として開発。傷、リューマチ、神経痛に卓効があることがわかり、近郊だけでなく関東、関西方面より湯治される方が大勢見られます。当館にて静養されたお客様のひとりに元横綱の琴桜関がいらっしゃいます。(山上旅館のパンフレットより)」

崖の湯温泉の案内板、通称「高ボッチスカイライン」で高ボッチへと繋がります。


【高ボッチ高原】
崖の湯より6キロ、標高1,665mにある高原で、6月のレンゲツツジ、自生する高山植物と360度の大パノラマ、例年8月の第1土曜日に行われる「高ボッチ高原観光草競馬大会」で知られている。
塩尻市(観光)についてはこちら

こちらが外観。100年以上の歴史をもつ。


ロビーに火鉢があり、今も来訪者に温もりを与えてくれます。


さっそく入湯。


浴槽は至ってシンプル、湯治の宿といった感じが漂う。お湯は温めでじっくりと浸かることができます。



長風呂のあとは、ちょっと一息。


そして、山上旅館の脇を登ったところに、「薬師堂」があります。
旅館のパンフレットには「崖の湯は神経痛、リューマチに卓効があり、歩くのに困難であったお客が湯治によって治り、杖がいらなくなり、願果した杖を修めて帰路に着く」、とあります。


薬師堂から麓を見下ろす。


【崖の湯温泉の様子】
崖の湯温泉には山上旅館、山七、薬師平茜宿(松本市)、群上閣、ホテル鳴神(塩尻市)と5件の宿がある。
写真左下より薬師平茜宿、群上閣、ホテル鳴神。


ひっそりと佇んだ情景、昔は山二旅館(残念ながら今は営業休止)の裏手に共同浴場もあったそうだ。多くの湯治客で賑わっていたのであろう。



【場所】長野県松本市内田3405
【電話】0263-58-2047
【入浴時間】-
【休館日】-
【入館料】大人500円

【温泉の成分】
1.源泉名/崖の湯源泉
2.泉質/カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉)
3.泉温/12.8度C(気温13度)
4.湧出量/-/分
5.知覚的試験/ほとんど無色澄明、苦味を有す。
6.引湯方法/不明
7.給湯方式/温泉資源の保護と衛生管理のため、浴槽内の温泉水のみ循環ろ過装置使用しています。
8.加水/季節・天候等、気温現象の変動により源泉近くの天然鉱物水を加水する場合があります。
9.加温/入浴に適した温度に保つため、加温しています。
10.入浴剤・殺菌剤/不明

【交通】
県道63号線より、通称「高ボッチスカイライン」を上がる。村井駅からは車で6kmほどの距離。



(訪問日:平成23年1月22日)  


Posted by 彦丸 at 10:11Comments(0)松塩筑

2011年01月23日

東門の井戸(まつもと城下町湧水群)

東門馬出跡に「水めぐり整備事業」として2008年に作られた井戸。地下30メートルから汲み上げているそう。


【東門馬出跡(ひがしもんうまだしあと)】
松本城の馬出の中では最も形が整い規模も大きい。東門の前の惣堀を渡った前面に構えた土塁の内側が広場(馬出)になり、北側から東、南へと堀が巡っている。北側は惣堀と前面の堀がつながり、板橋が渡っている。
また南側は陸橋でさえぎられている。この東門前の馬出は災害などの際、集結場所になっていた。形は「草の馬出」であった。(現地の説明より)

【付近の散策】
井戸の隣には明治29年創業の老舗「ホテル花月」があり、その前には古い人力車が飾られています。



花月の横は外濠(そとぼり)小路となり、小さな川が流れます。この地域「上土(あげつち)」の名の由来となった堀の土を上げた場所で道の両側に高低差が今でも残る。


ホテル花月のHPは、こちら

昔ながらの酒屋さん、店内に「8オンス」というスタンディングバーがあり、こちらは今でも世話になっている。


8オンスのHPは、こちら

下町会館(写真下)。下町会館は1926(昭和元年)の建造物で、建築再生事業の一環として、ファサード保存という方式で保存された。
ファサード保存とは?
・・・歴史的建築物の保存手法として、建築物の正面部分(時には正面の一部)を切り取って保存するもので、内部空間などが失われてしまうことがあり、保存手法としては不十分であるが、建て替えが不可避であり、また街路から観た街全体のイメージに特に価値が見出されている場合、これを保全するには有効な手段である。(抜粋)

周辺のレトロな建物。



  


Posted by 彦丸 at 00:48Comments(0)湧水めぐり

2011年01月22日

崖の湯温泉 山七(やましち)

本日のご紹介は崖の湯温泉「山七」です。
崖の湯温泉は松本市の南端、高ボッチ高原の中腹に位置する。

鎌倉時代に山腹が崩れて霊湯が湧き出した、と言われています。また、昔から薬湯として名高く、リュウマチや神経痛に特に効能があり、「神経痛なら崖へ行け」と地元では言われるほどです。山七のパンフレットには、「もともと、病み猿が入浴しているのを見つけたもの。・・・」とある。

また、この宿は若山牧水の夫人・喜志子先生がこよなく当地を愛し、昭和28年から晩年まで1年間の内半分を逗留し、創作活動の為に過ごしたことでも、知られています。館入口の右側には若山喜志子の歌碑がある。

こちらが外観、貴志子が逗留した旧館の建物も、そのまま残されている。




それでは、さっそく入湯。


温泉は明ばん泉で神経痛、婦人病、リウマチ、胃腸病に効き目がある。


ところで、この明ばん泉とは?
・・・明ばんは硫酸塩泉の一種でアルミニウム-硫酸塩泉(硫酸アルミニウム)をさし、眼病にも効果があることから『目の湯』ともいわれる。(抜粋)

湯量は豊富。


カランは4つほどではあるが、シャワーが利用できる。


ロビーに掛かっていた昔の写真、創業は100年になるという。



【付近の散策】
付近には平安時代に創建された名刹「牛伏寺」(ごふくじ)があり、時間があれば立ち寄りたい。


厄除祈願の殿堂として、広く県内外で知られ、特に1月の成人に日を中心とする「厄除縁日大祭」は、県下最大の規模を持ち、例年10万余の参詣者が訪れる。(牛伏寺のパンフより一部抜粋)


【場所】長野県松本市内田6114-252
【電話】0263-58-2162
【入浴時間】-
【休館日】-
【入館料】大人600円

【温泉の成分】
1.源泉名/崖の湯源泉
2.泉質/カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉)
3.泉温/12.8度C(気温13度)
4.湧出量/-/分
5.知覚的試験/ほとんど無色澄明、苦味を有す。
6.引湯方法/不明
7.給湯方式/不明(循環ろ過装置使用と思われる)
8.加水/不明
9.加温/不明(表記はないが加温有りと思われる)
10.入浴剤・殺菌剤/不明

【交通】
県道63号線より崖の湯方面へ、通称「高ボッチスカイライン」を上がる。村井駅からは車で6kmほどの距離。



山七HP⇒こちら
牛伏寺HP⇒こちら

(訪問日:平成23年1月22日)   


Posted by 彦丸 at 21:51Comments(0)松塩筑

2011年01月16日

槻井泉神社の湧水(まつもと城下町湧水群)(つきいずみ)

高さ25mのケヤキの下に湧く泉。平安時代には近くを官街道が通った古くからの水場。江戸時代にはこの水を染色や製糸に使っていた。



小さな太鼓橋が掛かり、奥に槻井泉神社がある。




「清水」の地名もここに由来する。


池の水に映る大ケヤキ


こんこんと湧き出る湧水。


脇に立つ高さ25メートルのケヤキは松本市天然記念物。槻井泉神社の御神木でもある。




松本市清水1-2  


Posted by 彦丸 at 23:31Comments(0)湧水めぐり

2011年01月16日

鯛萬の井戸(まつもと城下町湧水群)

かつて割烹料理「鯛萬」があった場所にある井戸です。(平成15年整備)




こんな感じで湧水を汲みます。


今は「鯛萬(たいまん)の井戸公園」として、きれいに整備されています。



公園内には手押しポンプ式井戸があり、夏には湧水が勢いよく流れだしています。


鯛萬小路という情緒ある路地があり、裏町へと続きます。


裏町通りからも鯛萬小路を入り行くことができます。


冬の木漏れ日に猫くん達も暖かそう。


【付近の散策】
城下町に馴染んだ古民家が点在します。


上松線発祥の地。かつて松本と上田を結ぶ鉄道施設計画がありました。


  


Posted by 彦丸 at 00:02Comments(0)湧水めぐり

2011年01月15日

安曇野イルミネーション

今シーズン安曇野では3ヶ所でイルミネーションが実施されています。

・森と光物語(国営あづみの公園) ’10/11/3(水)~’10/12/30(木) 16:30~21:00【終了】
・八面大王足湯(穂高温泉郷) ’10/11/20(土)~’11/1/31(月) 17:00~23:00
・光のページェント(ビレッジ安曇野) ’10/11/20(土)~’11/1/31(月) 17:00~23:00

国営あづみの公園は終了してしまいましたが、八面大王とビレッジ安曇野は未だまだ訪れることができます。

【八面大王足湯(穂高温泉郷)】
強面な八面大王さまとイルミネーションのコントラストが、和みます。



昼間の八面大王足湯の様子。足湯はホント気持ちよか~です。


付近(徒歩1分)には「温泉健康館」(写真右の建物)としゃくなげ荘(左の建物)がありますので、温泉とセットでどうぞ。




【光のページェント(ビレッジ安曇野)】

光のトンネルをくぐったり、園内を1周できます。


  


Posted by 彦丸 at 21:02Comments(0)信州徒然草

2011年01月10日

尾上の湯旅館 (おのうえのゆ)

本日の紹介は浅間温泉「尾上の湯旅館」です。青春ドラマ「白線流し」(1996年1~3月フジテレビ系列)をはじめいくつかのテレビドラマの舞台となった宿です。創業120年。

こちらが外観。大正時代の伝統的な日本建築です。


共同浴場「仙気の湯」(湯の街通り沿い)の隣になります。


さっそく入浴。時間により男女入替になるようです。


24時間出っぱなしの源泉かけ流し。


湯舟から良質の温泉がオーバーフローしています。


浴室へ向かう長い廊下、ドラマのシーンが甦ります。


廊下には出演者のサインやロケ時の写真などが展示してある。ちなみにキャストは長瀬智也(ドラマ初主演)、酒井美紀ほか。あれから15云年。。。


思わず長居をし、すっかり暗くなってしまいました。


【場所】長野県松本市浅間温泉3-4-18
【電話】0263-46-0567
【入浴時間】16時~21時(要問い合わせ)
【休館日】-
【入館料】大人500円(小人250円)

【温泉の成分】
1.源泉名/(不明)
2.泉質/アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
3.泉温/49.1度C(気温18度)
4.湧出量/-/分
5.知覚的試験/ほとんど無色澄明、微硫化水素臭を有す。
6.引湯方法/-
7.給湯方式/源泉掛け流し(放流式)
8.加水/無
9.加温/源泉温度が低いため(冬期のみ)
10.入浴剤・殺菌剤/無

【交通】
松本駅、市街からは「やまびこ道路」にて浅間温泉方面へ。浅間温泉街の「湯の町通り」を上り「仙気の湯」の先、左手。



尾上の湯旅館HP⇒こちら
浅間温泉旅館協同組合HP⇒こちら

(訪問日:平成23年1月10日)   


Posted by 彦丸 at 22:02Comments(0)松塩筑

2011年01月09日

北門大井戸(まつもと城下町湧水群)

松本城北門脇の公園の一画にある湧水量豊富な井戸です。松本城の堀を埋め立てた跡地に湧いたそうです。

『この井戸は明治維新を迎え総堀が片端の堀を残して埋め立てられ、その跡に新たに作られた突井戸である。それ以後、湧水が豊かであり松本城の北門脇にもあたるので、北門の大井戸と呼ばれ親しまれてきている。』(現地の説明文より)



井戸は東屋の下にあり、正面に二箇所の湧出口が設けてあります。


豊富な湧水が勢いよく流れ出しています。



現地の埋立てられた総堀は、今は公園となっています。春には桜が満喫できます。


今も残る総掘の一部、松本市役所の東北側にその面影を見ることができます。


【松本城北門馬出(うまだし)跡】
東門から北門へ通じる道は柳馬場と呼び、かつてこの北門は松本城北門馬出があったところでもあります。
以下掲示より。
『北門馬出は、三の丸北東隅に位置し、東門馬出についで松本城第二の規模の馬出であり、かなり堅固な縄張りとなっている。長方形をした堀・土塁・左右に土橋を構え、櫓(やぐら)門内には番所(士番)、東側土橋端に外番所が設置され、城郭北東部を堅く守っていた。門台石垣の上には櫓門があった。』

付近にて、今では懐かしいプラモデル屋や小さな神社を散策できます。


  


Posted by 彦丸 at 20:37Comments(1)湧水めぐり

2011年01月08日

桑の湯 (塩尻市)

「たまには1010(銭湯)」、本日の紹介は塩尻市の「桑の湯」です。

塩尻駅から程近く(徒歩6、7分)、八十二銀行の脇を入ったところにあります。地域に密着した銭湯です。

こちらが外観。開湯は昭和のはじめとの事で、建物は大きくレトロさの中にも風格さえ感じます。


正面の玄関。暖簾(のれん)はありません。


玄関入ると飲料系の自販機があり、左右に下駄箱があります。


渋めのガラス戸で男女に分かれます。「殿方浴室」と表示されています。


お馴染みの番台。いかにも“番台”といった感じが好みです。


浴室は開放的で明るく、浴槽は2つ。左側のほうが深くボコボコと気泡が出ています。シャワー付きのカランが18個ほどあります。


脱衣所から浴室を眺めます。脱衣所は広く中央にソファーとテーブルがポンと置かれています。湯上りにはソファーに腰掛け、スポーツ新聞を見入る人が多いようです。


5台収容の駐車場が近くにあります。こちらがその駐車場。(右)




①住所/長野県塩尻市大門1番町15-17
②電話/0263-52-0043
③営業時間/14:00~21:30
④定休日/月曜日
⑤駐車場/駐車場は30m先に有り。(5台)
⑥その他/

(訪問日:平成23年1月8日)  


2011年01月04日

浅間温泉だるま市・初庚申

浅間温泉では、新年初めての庚申に当たる日に「浅間温泉だるま市・初庚申」が催されます。
今年は今日、明日(1月4日、5日)ということで、帰宅の途中で寄ってみました。

ホットプラザ浅間付近では、婦人部の皆さんによる“おしるこ”の振る舞いがありました。


おしんこ餅で知られる宮島屋さんの初庚申饅頭。この期間ならでは、お土産に購入しました。


湯の坂から庚申殿へ向かう参道。だるま屋や飴の屋台が並びます。


足元に気をつけて下さいね。


庚申殿はすぐ上です。


庚申殿の様子。


宮社でも、だるまが売られてます。


初庚申の様子については以上です。今晩は今更ですが、そもそも「庚申」の意味について、調べてみたいと思います。。。

【参考】
宮島商店 松本市浅間温泉1-31-20
tel.0263-46-1658

  


Posted by 彦丸 at 21:02Comments(2)信州徒然草

2011年01月04日

浅間温泉 よしの湯

本日の紹介は浅間温泉「よしの湯」です。

こちらが外観。情緒漂う純和風旅館、全10室で家庭的なおもてなしが自慢の宿だそうです。


三箇日とあって清楚な趣き。静かにお客を迎え入れます。


さっそく入浴。浴室は内湯で男女各1箇所ずつ「長生の湯」と「福寿の湯」と呼ぶそうだ。湯舟はきれいなタイル張り。


湯口からは豊富な源泉が流れ落ちます。


掛け流しのお湯が贅沢にもオーバーフローしています。鮮度の高さを感じます。


脱衣所は至ってシンプル、懐かしい体重計も健在です。


こちらはおまけ。絵心が無いだけに落款を見ても絵師わからず。


付近の落ち着いた小路。


因みに今年は(平成23年)は1月4日(火),5日(水)に、だるま市が開かれます。4日の夜は賑わうことでしょうね。場所は湯の町通り、仙気の湯周辺です。


【場所】長野県松本市浅間温泉3-14-19
【電話】0263-46-0366
【入浴時間】11時~21時
【休館日】-
【入館料】大人500円(小人250円)

【温泉の成分】
1.源泉名/第2、第4号源泉、大下源泉、東北源泉の混合泉
2.泉質/アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
3.泉温/49.7度C(気温24度)
4.湧出量/-/分
5.知覚的試験/ほとんど無色澄明、微硫黄味を有す。
6.加水/なし
7.加温/なし
8.給湯方式/源泉掛け流し

【交通】
松本駅、市街からは「やまびこ道路」にて浅間温泉方面へ。浅間温泉街の「湯の町通り」を上り、分岐にて「湯坂」へ進むところ左手。



よしの湯HPはこちら

(訪問日:平成23年1月3日)  


Posted by 彦丸 at 01:19Comments(0)松塩筑

2011年01月03日

初湯は竜島温泉 せせらぎの湯

新年も明け、地元(松本市波田地区)の竜島温泉「せせらぎの湯」へ行きました。



今日(3日)は月曜日なので通常であれば定休日ですが、やってました。明日からは平常営業のようです。


昨年同様に年賀タオルをいただき、帰りました。


それにしても相変わらずヌルヌル→すべすべ、良質温泉でした。

竜島温泉の関連情報は、こちらをご覧下さい。  


Posted by 彦丸 at 19:42Comments(0)松塩筑

2011年01月02日

ばらの湯 (松本市)

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

さて、本日の紹介は「たまには1010(銭湯)」、松本市の「ばらの湯」です。

松本城(の西北)から程近く、聖十字幼稚園の横道を入った先にあります。地域に密着した銭湯です。


こちらが外観。


裏手はこんな感じ。頑固な煙突が印象的です。


建物の横を入った奥に、さらに駐車スペースがあります。


湯舟は3槽、深さに段差があり湯がスライド式に循環しています。さらに、独立した浴槽が1つ、こちらは薬草の湯。
シャワー付きカランの数も20位あり、設備は充実しています。ちなみに桶はケロリン。
何と言っても見どころは男湯の“神奈川沖浪裏”、女湯の“赤富士”の背景画(タイル画)。1つ1つ形取ったタイル片が見事に演出しています。その他にもバラのタイル画があります。


ロビーでくつろげます。この日は年末とあってカレンダーを「ご自由にお持ち帰りください」でした。


①住所/長野県安松本市蟻ケ崎2-2-18
②電話/0263-32-5971
③営業時間/14:30~22:00
④定休日/火曜日
⑤駐車場/駐車場は正面および建物裏手へ40台ほど有り。
⑥その他/



(訪問日:平成22年12月30日)