2011年01月23日

東門の井戸(まつもと城下町湧水群)

東門馬出跡に「水めぐり整備事業」として2008年に作られた井戸。地下30メートルから汲み上げているそう。
東門の井戸(まつもと城下町湧水群)

【東門馬出跡(ひがしもんうまだしあと)】
松本城の馬出の中では最も形が整い規模も大きい。東門の前の惣堀を渡った前面に構えた土塁の内側が広場(馬出)になり、北側から東、南へと堀が巡っている。北側は惣堀と前面の堀がつながり、板橋が渡っている。
また南側は陸橋でさえぎられている。この東門前の馬出は災害などの際、集結場所になっていた。形は「草の馬出」であった。(現地の説明より)

【付近の散策】
井戸の隣には明治29年創業の老舗「ホテル花月」があり、その前には古い人力車が飾られています。
東門の井戸(まつもと城下町湧水群)
東門の井戸(まつもと城下町湧水群)

花月の横は外濠(そとぼり)小路となり、小さな川が流れます。この地域「上土(あげつち)」の名の由来となった堀の土を上げた場所で道の両側に高低差が今でも残る。
東門の井戸(まつもと城下町湧水群)

ホテル花月のHPは、こちら

昔ながらの酒屋さん、店内に「8オンス」というスタンディングバーがあり、こちらは今でも世話になっている。
東門の井戸(まつもと城下町湧水群)東門の井戸(まつもと城下町湧水群)

8オンスのHPは、こちら

下町会館(写真下)。下町会館は1926(昭和元年)の建造物で、建築再生事業の一環として、ファサード保存という方式で保存された。
ファサード保存とは?
・・・歴史的建築物の保存手法として、建築物の正面部分(時には正面の一部)を切り取って保存するもので、内部空間などが失われてしまうことがあり、保存手法としては不十分であるが、建て替えが不可避であり、また街路から観た街全体のイメージに特に価値が見出されている場合、これを保全するには有効な手段である。(抜粋)
東門の井戸(まつもと城下町湧水群)
周辺のレトロな建物。
東門の井戸(まつもと城下町湧水群)東門の井戸(まつもと城下町湧水群)
東門の井戸(まつもと城下町湧水群)東門の井戸(まつもと城下町湧水群)




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Posted by 彦丸 at 00:48│Comments(0)湧水めぐり
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