2016年06月05日

東京の黒湯巡り(蒲田温泉)

東京都区内に温泉が多いのはご存じだろうか、その多くはここ大田区(と品川区)に点在し、泉質はモール泉と呼ばれる黒湯である。

【黒湯とは】
黒湯と呼ばれる温泉は、フミン酸などの植物性の有機質を含んだ温泉のことでモール泉ともいう。有機物が含まれることによって透明度の低い(10cm程度)黒褐色の湯となる。療養泉における泉質の分類上は、炭酸水素塩泉や塩化物泉等に該当する。

全国にファンも多いという蒲田温泉へと足を運ぶ。雑誌でもよく見掛けるアーケードをくぐる。
東京の黒湯巡り(蒲田温泉)

現在はマンションの1階にあるも創業は昭和12年(1937年)、80年を迎えることになる。
東京の黒湯巡り(蒲田温泉)

入り口を入るとフロント式の受付があり、ロビーで寛ぐことができる。2Fには宴会もできる喫茶コーナーがあり蒲田温泉名物「釜飯」が人気メニュー。お湯は勿論黒褐色で透明度5cmほど。ぬるぬるスベスベの湯で香りは無い。黒湯の浴槽は2つに区切られ奥のほうが熱めである。
東京の黒湯巡り(蒲田温泉)

キャラクターグッズもあり、オリジナルTシャツは1,000円(税込み)。
東京の黒湯巡り(蒲田温泉)

【場所】東京都大田区蒲田本町2-23-2
【電話】03-3732-1126 (みなさんに いいふろ)
【入浴時間】午前10時~深夜1時(2階大広間は、12時~23時)
【休館日】年中無休
【入館料】大人 460円(12才以上)
      中人 180円(小学生)
      小人  80円(未就学児)
【温泉の成分】
1.源泉名/蒲田温泉
2.泉質/ナトリウム炭酸水素塩・塩化物鉱泉(低調性弱アルカリ性冷鉱泉)
3.泉温/17.5度C(気温22度)
4.湧出量/50.4L/分
5.知覚的試験/強黒褐色澄明無味無臭
6.引湯方法/-
7.給湯方式/循環装置を利用しています
8.加水/なし
9.加温/入浴に適した温度に保つため
10.入浴剤・殺菌剤/なし、衛生管理のため塩素系薬剤を使用しています

【交通】
JR蒲田駅から蒲田郵便局方面へ向かい徒歩10分程、京急バス 蒲田本町停留所 より徒歩 1分
HPの地図で確認下さい。



蒲田温泉のHPはこちらこちら
大田浴場連合会のHPはこちら
池上周辺の黒湯と池上七福神巡りはこちら

(訪問日:2016.5.21)



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Posted by 彦ちゃん at 10:30│Comments(0)県外
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