2011年04月23日
看板建築とは
看板建築の定義は、私的見解では大よそ下記となります。
①長野県茅野市出身の建築史家藤森照信氏が、明治初期の擬洋風建築に通じる民間の系譜の建築として着目し「看板建築」と命名。1975年の建築学会大会で発表された。
②関東大震災後、商店などに用いられた建築様式で、木造2階建ての店舗兼住宅が多い。
③建物前面は平坦で、そこに銅板やモルタル、タイルで仕上げて装飾を付ける。
④戦後、庶民の間にも洋風デザインへの志向が強くなり、それを背景に擬洋風建築が大衆化したもの、という見方ができる。
⑤外観こそ洋風に見えるが、店の中に入ると、ごくフツーの和風住宅が多い。
⑥看板建築が学問的に考察されることはなかったが、老朽化により急速に減りつつある中、震災復興の証として、一部は野外博物館(江戸東京たてもの園等)に移築されたり、登録有形文化財として保存されつつある。
▼かわせみ建築設計(松本市)
①長野県茅野市出身の建築史家藤森照信氏が、明治初期の擬洋風建築に通じる民間の系譜の建築として着目し「看板建築」と命名。1975年の建築学会大会で発表された。
②関東大震災後、商店などに用いられた建築様式で、木造2階建ての店舗兼住宅が多い。
③建物前面は平坦で、そこに銅板やモルタル、タイルで仕上げて装飾を付ける。
④戦後、庶民の間にも洋風デザインへの志向が強くなり、それを背景に擬洋風建築が大衆化したもの、という見方ができる。
⑤外観こそ洋風に見えるが、店の中に入ると、ごくフツーの和風住宅が多い。
⑥看板建築が学問的に考察されることはなかったが、老朽化により急速に減りつつある中、震災復興の証として、一部は野外博物館(江戸東京たてもの園等)に移築されたり、登録有形文化財として保存されつつある。
▼かわせみ建築設計(松本市)
Posted by 彦丸 at 12:39│Comments(0)
│看板建築探訪