にちよう散歩～日帰り温泉の旅～

本日の紹介は浅間温泉「目乃湯旅館（紫山楼）」です。創業は２００年以上という老舗の旅館です。当時は養蚕業を営んでいたそうで、旅館というより買付け業者が寝泊まりにしていた事が前身になっているそうです。また、泉質が単純アルカリ性（ホウ酸分を含んでいる）で目に良いと言われるところから、「目之湯」の由来だそうです。

こちらが外観。明治時代の伝統的な日本建築です。




母屋の隣には養蚕を営んでいた頃の建物を見ることができます。


立派な蔵も健在です。


蔵の町並みが続きます。浅間温泉の散策は、小さな発見もあり楽しみのひとつですね。


それでは、さっそく入湯。浴槽は屋内に１つと露天風呂があります。屋内の湯舟は檜風呂で、浴室はいい感じに薄暗く、のんびりリラックスできます。浴槽には湯花が浮かび泉質の良さを、うかがうことができます。


湯舟は源泉掛け流し。


露天風呂も檜造りです。檜の樽に浸かりながら、雑木林を眺めるとこができます。小雨が降ってきましたが、これもまた乙な感じです。


露天風呂ももちろん掛け流し。小粋な腰掛けが用意されており、湯舟に入ったり出たりすることができます。


【場所】長野県松本市浅間温泉1-37-5
【電話】0263-46-0255
【入浴時間】15：00～21：00
【休館日】立ち寄り入浴は月～金
【入館料】大人６００円（回数券あり）

【温泉の成分】
１．源泉名／－
２．泉質／アルカリ性単純温泉（アルカリ性低張性高温泉）
３．泉温／４９．１度C（気温１８度）
４．湧出量／－/分
５．知覚的試験／ほとんど無色澄明、微硫化水素臭を有す。
６．引湯方法／－
７．給湯方式／源泉掛け流し
８．加水／－
９．加温／－
１０．入浴剤・殺菌剤／－

【交通】
松本駅、市街からは「やまびこ道路」にて浅間温泉方面へ。浅間温泉街をローソンから上がり「中浅間」信号（八十二銀行）を右折すると、目之湯の入り口があります。



目之湯旅館のホームページはこちら。

（訪問日：平成２３年９月３日）